マスク氏、TwitterからMastodon排除か URL投稿禁止、リンクに有害判定、公式アカ凍結
TwitterがMastodonへのアクセスを制限しているとする報告が相次いでいる。Mastodon関連のURLを記載したツイートができなくなっている他、投稿済みのリンクを開こうとすると有害なリンクと表示されるようになっている。
TwitterがMastodonへのアクセスを制限している──そんな報告が相次いでいる。関連するURLを記載したツイートができなくなっている他、投稿済みのリンクを開こうとすると有害なリンクと表示されるようになっている。
短文投稿SNS「Mastodon」には日本向けの「mstdn.jp」やイラストレーター向けの「Pawoo」、ボカロファン向けの「Vocalodon」などのサーバがある。これらのサーバや個別の投稿へのリンクをツイートしようとすると「このリクエストは、リンクがTwitterまたはパートナーにより有害な可能性があると判断されたため完了できません」と表示され、投稿できない。下書きの保存もできず「ツイートの内容が無効です」と表示される。
既存の投稿内にあるMastodon関連のリンクを開こうとすると、直接アクセスさせるのではなく、アクセス確認ページを開いて「このリンクは安全ではない可能性があります」と表示するようになっている。許可すればアクセスは可能。全てのサーバのリンクが禁止されているわけではなく、一部はツイートすることもできる。
Twitter社CEOのイーロン・マスク氏はMastodonについて明言していない。一方で、Mastodonの公式Twitterアカウント(@joinmastodon)は12月16日午前2時以降に凍結されている。凍結の理由は分かっていない。
マスク氏は16日に「私の位置情報をリアルタイムにさらし上げるアカウントの凍結を解除するか?」とのアンケートを実施。Mastodon公式アカウントは以前にマスク氏のプライベートジェット機を追跡できるサイトへのリンクをTwitter上で掲載したことがあり、これが凍結の理由付けになったのではないかとの見方もある。
実際の凍結理由や今後の対応方針については発表がなく、アンケート結果がMastodonに関する決定にどのように影響するかは不明。
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