ニュース
「切腹を言い渡されました」──3DCG投稿者にピクシブからアカウント停止の事前連絡が届き始める
pixivFANBOXの一部ユーザーが「ピクシブから警告が来た」と報告し始めた。問題のある投稿があるためアカウントを停止するという内容で、主に3DCG作品を投稿しているユーザーが受け取っている。
「クリエイターアカウント停止に関する事前のご連絡」──ファンコミュニティサイト「pixivFANBOX」の一部ユーザーが12月22日から、「ピクシブから警告が来た」とSNSなどで報告し始めた。問題のある投稿があるため26日にアカウントを停止するという内容で、主に3DCG作品を投稿しているユーザーが受け取っている。
報告者数は多くないが、Twitterでは「恐れていたことが現実になりました」「切腹を言い渡されました」「もう更新もできないな」といった反応が見られた。
ピクシブは15日に「BOOTH」や「pixivFANBOX」「pixivリクエスト」といった決済機能を持つサービスの規約を変更。実写や実写に近い写実的な作品などのうち、児童ポルノやレイプ表現などを含むものを“禁止表現”とした。
同社によると、写実性の高い作品は「禁止商品」とみなし、商品の削除やアカウント停止などの措置をとるとしている。一方、写実性が高いとはいえないが児童ポルノなどの表現を含むものは「要修正商品」と規定。修正や作品の非公開化などの対応をとれば再販可能としている。
関連記事
- ピクシブ、BOOTHなどで「実写・直接の被害者が実在しうる作品」を禁止に 新規約の詳細を公開
ピクシブは、同社が運営する決済機能を持つサービスの規約変更について、内容の詳細を公開した。実写または実写に近い写実的な表現などが禁止になる。 - 「児ポ」「獣姦」──pixivの一部サービスで規制強化、対応なければアカ停止も ユーザーからは批判相次ぐ
ピクシブが運営する「BOOTH」「pixivFANBOX」「pixivリクエスト」など、決済をともなうサービスについて、共有の利用規約の改定を12月15日に実施する。禁止されている取引の明確化を目的としたもので、11月下旬に新しい利用規約を公開する。 - pixiv、AI作品のフィルタリングを可能に 判別は“自己申告”
イラスト・小説投稿サービス「pixiv」に、AIで生成した作品のフィルタリング機能などが追加。AI生成作品のみを取り上げたランキング機能の提供も始まった。 - pixiv、AIイラスト急増で機能改修 検索フィルター、専用ランキングなど実装へ
ピクシブが「pixiv」を、AI生成作品と人間の作品をすみ分けできるよう機能改修すると発表した。10月下旬に、検索時のフィルタリングやAI生成作品限定のランキング機能などを追加する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.