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Skebで障害 「全システム・サーバを別のクラウドサービスに移行」で対応 24日までに復旧見込み
クリエイターに有償でイラストなどを発注できるサービス「Skeb」で障害が発生。ログインできない状態になっている。運営元は全システム・サーバを別のクラウドに移管して対応する方針。
クリエイターに有償でイラストなどを発注できるサービス「Skeb」で12月23日午後12時22分から障害が発生しており、ログインできない状態になっている。運営元のスケブ(東京都千代田区)によれば「サーバを設置している海外のクラウドサービスのアカウントに何らかの問題が発生している」という。年末で、クラウドサービス提供元の対応に時間がかかる可能性があることから、全システム・サーバを別のクラウドに移管して対応する。
ログインしようとすると、クラウドサービス「Heroku」の画面に遷移し、作品の納品などができない状態。スケブは「調査を依頼しているが、担当部門が海外かつ年末ということもあり、返信に時間を要することが予想される。返信を待つ時間を考えた結果、この度Skebの全システムとサーバを別のクラウドサービスに移管することにした」としている。
移管は早ければ23日中、遅くとも24日には終了する見込み。23日午後4時45分の時点で、Skebのデータベースとデータを移管中という。ただし「データ容量が莫大で、深夜までかかる可能性がある」(スケブ)。サービス内で設定している作品の納品期限は延長する。
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