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OM SYSTEMロゴの「OM-5」登場 ちょっと地味だけど基本性能の高い手頃な一眼カメラ荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/6 ページ)

「OM SYSTEM」ロゴを付けた初めてのカメラ「OM-5」が登場。名前から「OM-1」の下位モデルを期待した人もいたかと思うが、それは違った。「E-M5 Mark III」の後継機といった内容である。

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アートフィルターやデジタルを駆使した撮影機能にも注目

 ではいろいろと撮ってみよう。

 いつものガスタンクから。レンズは12-45mm F4.0 PRO。F4.0通しの標準ズームレンズで、軽量で画質も良いのでOM-5に一番向いてると思う。


OM-5におすすめの標準ズームレンズが「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」。F4に抑えたことで軽くて小さいが高画質というレンズを実現。OM-5のボディに似合う

いつものガスタンク。色は鮮やかで階調はやや硬め。キリッとした画だ(12-45mm 12mm 1/1250秒 F5.6 ISO200)

 続いて人物。従来同様、瞳AFが働くので非常に撮りやすい。


瞳検出対応のAF。顔全体と瞳の両方に枠が出るのは分かりやすい

雨の日の屋内窓際で撮影(12-45mm 33mm 1/60秒 F4 ISO400)

 「e-Portrait」機能を使えば肌が滑らかになり、肌を少し明るく撮ってくれる。こちらは20mm F1.4で撮影した。


「e-Portrait」で撮ると撮影後に肌を滑らかにし、シャドウ部もちょっと持ち上げてくれる(20mm 1/60秒 F1.4 +1.0 ISO320)

 マニュアル撮影も容易な本格派ミドルクラス機ではあるが、SCNポジションにするとこのように目的に応じた設定を自動的にほどこしてくれる。「人を撮る」の中にさらに目的別にビューティーや夜景+人物、キッズなど細かく分かれており、初心者向けにもよい。


初心者向けに撮影のシチュエーションを選ぶとOM-5の様々な機能を駆使して最適な設定で撮ってくれるシーンモード

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