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ソニーとホンダの新EVブランドは「AFEELA」 CESでプロトタイプ車を発表
ソニーは、米国ラスベガスで開催中の総合家電見本市「CES 2023」において、ホンダと共同開発中のプロトタイプEVをお披露目した。ブランド名は「AFEELA」になるという。
ソニーは1月5日、米国ラスベガスで開催中の総合家電見本市「CES 2023」において、ホンダと共同開発中のプロトタイプEVをお披露目した。ブランド名は「AFEELA」になるという。
AFEELAは、ソニーとホンダが2021年に共同設立したSony Honda Mobility社が手掛ける新しいブランドとなる。2025年前半から先行受注を開始し、2025年中の発売、2026年春に北米へのデリバリーを目指す。
公開されたプロトタイプはクーペのような滑らかなデザインをまとったセダンタイプ。ヘッドライト中央、エンジン車だとフロントグリルに相当する部分には、「Media Bar」と呼ばれる横長のディスプレイを配置。充電中の電池残量といったステータスの他、車外とのコミュニケーションなどに活用を模索していくという。プロトタイプ機は車内外あわせて45個のセンサーやカメラを内蔵している。
800TOPSを誇る米Qualcomm「Snapdragon Digital Chassis」の最新SoCを採用。車内はエンターテインメント空間として、映画、ゲーム、音楽などを楽しむことができる。同社のカンファレンスには、重要なパートナーとしてEPIC GamesのKim Libreri CTOが登壇。車産業におけるUnreal Engineの活用を語った他、Sony Honda Mobilityとの協業に期待を寄せた。
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