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PS5に新型の円形コントローラー「Project Leonardo」 ボタン配置など変更可 障害者向けにカスタマイズ性重視

障害者の利用を想定したPlayStation 5向け新型コントローラーが登場。コードネームは「Project Leonardo」。ボタンの配置や本体からスティックまでの距離などをカスタマイズできる点が特徴で、発売時期など詳細は後日発表する。

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 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは1月4日(米国時間)、米国ラスベガスで5日(現地時間)に開幕する総合家電見本市「CES 2023」に合わせ、障害者の利用を想定したPlayStation 5向け新型コントローラーを発表した。コードネームは「Project Leonardo」。開発中の製品で、発売時期など詳細は後日発表する。

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Project Leonardo

 円形の本体にスティックをつけた形状。特徴はボタンの配置や本体からスティックまでの距離などをカスタマイズできる点で、ボタンの割り当ても自由に設定できる他、カスタマイズした設定を保存することもできるという。机や車椅子の上に安定して置ける他、三脚などでの固定も可能。

カスタマイズのイメージ(左)と設置時のイメージ(右)

 Project Leonardo2個を同時に使ったり、既存のコントローラー「DualSense」を併用したりすることもできる。AUX端子を備えており、外部デバイスとの接続も可能。これにより、障害者がそれぞれ抱えるさまざまな身体的特徴に対応できるとしている。

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DualSenseなどと併用時のイメージ

 障害者向けのコントローラーを巡っては、米MicrosoftがXboxシリーズ向けに「Xbox Adaptive Controller」を提供している。Xbox Adaptive Controllerも、Project Leonardoと同様、カスタマイズ性と外部デバイスとの連携を特徴としている。

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