“Excelの底”に一瞬でたどり着くには「Ctrl+〇」：デキるITビジネスパーソンの常識クイズ（2/2 ページ）

デキるITビジネスパーソンなら誰もが知っている基礎知識をクイズ化。今回は“Excelの底”に一瞬でたどり着けるショートカット。

[松浦立樹，ITmedia]

［Ctrl］＋［↓］でExcelの底へ瞬時にワープ

　Excelを利用している際、「この行は一体どこまで続いているのだろう？」と疑問に感じることがあるかもしれない。現在のExcelでは104万8576行まで記入でき、あるテレビ番組の調査によると下カーソルを押し続けて最後の行（底）にたどり着くには約9時間を要したという。この件はTwitter上でも話題となり、10日午後3時頃にはTwitterトレンドに「Excelの底」が入った。

「Excelの底」がトレンドに入った

　一方、一瞬で底までワープできるショートカットも存在する。未入力のExcelのシート上で［Ctrl］＋［↓］を押すだけで104万8576行まで瞬時に移動できる。また［Ctrl］＋［→］を押せば、列の限界値「XFD」（1万6384列目）に移動できる。［Ctrl］＋［↑］を使えば最上部まで、［Ctrl］＋［左］を使えば左端まで一瞬で戻ることが可能だ。

［Ctrl］＋［↓］で104万8576行まで瞬時に移動

［Ctrl］＋［→］で列の限界値「XFD」までワープできる

　データ記入済みの表でこのショートカットを利用すると、それぞれ矢印の方向の端のデータまで瞬時に遷移できる。大量のデータを入力した表を管理する際などに役に立つだろう。