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テレビ番組のネット配信、認知は8割前後に スマホの存在感増す──MMD研究所調査
テレビ番組のネット配信が視聴者に浸透し、視聴デバイスはスマートフォンが増えている──MMD研究所は10日、そんな調査結果を発表した。
テレビ番組のネット配信が視聴者に浸透し、視聴デバイスはスマートフォンが増えている──マーケティングリサーチを手掛けるMMD研究所(東京都港区)は1月10日、テレビ配信サービスに関する調査結果を発表した。
サッカーワールドカップのカタール大会が話題になった2022年12月上旬(5〜7日)に18歳以上の男女1万100人を対象に調査した。これによるとテレビ放送後の番組をネット配信する「見逃し配信」の認知は80.1%で、このうち利用したことのある人は38.0%だった。また放送と同時に配信する「リアルタイム配信」の認知も77.4%と高く、利用経験者は33.3%だった。
視聴時に使用するデバイスは、見逃し配信ではスマートフォン(57.6%)、PC(34.8%)、テレビ(26.0%)という順だった。リアルタイム配信ではスマートフォン(47.3%)、テレビ(46.9%)、PC(26.6%)とテレビが増えるものの、いずれもスマートフォンが最も多かった。
見逃し配信の利用者に理由を聞いたところ「見逃したテレビ番組が配信されていたから」がトップ。リアルタイム配信は「好きな場所でテレビ番組を見たいから」が最も多かった。MMD研究所は「テレビの視聴方法に変化が見える結果となった」としている。
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