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プロ棋士が試験官の「将棋選考」、不動産投資サイト運営会社が導入 対局結果で採用までのフローに変化
不動産投資サイト「楽待」を運営するファーストロジックは、プロ棋士が試験官を務める「将棋選考」を導入すると発表した。プロ棋士と対局することで、その結果によっては選考フローを一部ショートカットできるという。
不動産投資サイト「楽待」を運営するファーストロジック(東京都中央区)は1月11日、プロ棋士が試験官を務める「将棋選考」を導入すると発表した。プロ棋士と対局し、その結果によっては採用選考のフローを一部ショートカットできるという。新卒と中途採用の両方で実施予定。
1月28日に本社オフィスで将棋選考を開催する。対局ルールは平手(ハンデなし)で持ち時間は10分。切れたら1手30秒指し。
応募条件は、新卒採用では2023年3月〜25年3月に大学・専門学校・短期大学を卒業予定であること。中途採用は、すでに大学・専門学校・短期大学を卒業していること。棋力の目安は、オンラインゲーム「将棋ウォーズ」で初段以上であることとしている。
将棋選考の導入理由として同社は、将棋にも求められるロジカルシンキングを重んじる社風であるためと説明する。社名の「ファーストロジック」(最初に論理的思考を)との共通点もあることから、17年から日本将棋連盟主催の「全国オール学生将棋選手権戦」の協賛もしているという。
同社は「この大会を通じて、多くの素晴らしい選手に出会い、こんな人たちと一緒に働きたいという思いが強くなったことから『将棋選考』を開催を決めた。選考を通じて、たくさんの優秀な人たちに会ってみたい」とコメントしている。
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