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ブロードキャストアプリ「NVIDIA Broadcast」にカメラ目線をキープできるAI機能追加
NVIDIAは、動画配信やWeb会議で使えるアプリ「NVIDIA Broadcast」のバージョン1.4を公開した。目をそらしていてもAIでカメラ目線をキープする機能などが追加された。
米NVIDIAは1月12日(現地時間)、動画配信やWeb会議で使えるプラグインツール「NVIDIA Broadcast」のバージョン1.4を公開した。目をそらしていてもAIでカメラ目線にする機能や背景ぼかしの強化が追加された。
新機能「Eye Contact」(β版)は、カメラ目線をキープする。メモや台本を読んでいる間も、カメラを見つめているように映像を調整する。
サンプルの動画では、かなりうまく機能しているように見える。NVIDIAはこの機能の改善のために動画を提供するよう呼び掛けている。改善するためには、目の色や照明のデータが大量に必要だ。
Broadcastは、Acer、Asus、Gigabyte、MSI、Lenovo、Razerの一部のノートPCにプリインストールされている他、公式サイトからダウンロードできる。
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