ニュース
「GYAO!」も終了へ 「LINE LIVE」と同時 ショート動画「LINE VOOM」に資源集中
無料動画配信サービス「GYAO!」が3月31日に終了へ。ZHDは動画事業のリソースを、縦型ショート動画「LINE VOOM」に集中させる。
Zホールディングスとグループ企業のヤフー、GYAOは1月16日、無料動画配信サービス「GYAO!」を3月31日に終了すると発表した。
グループのLINEも1月13日、ライブ配信サービス「LINE LIVE」を3月31日に終了すると発表。動画事業のリソースを縦型ショート動画「LINE VOOM」に集中させ、市場環境の変化に対応する。
GYAO!は、USENが2005年に無料ネット放送サービス「Gyao」としてスタート。USENは08年に同事業を分社化して株式会社GyaOを設立。09年、ヤフーがGyaOを買収し、Yahoo!動画と統合してサービスを続けてきた。
後継となる「LINE VOOM」は、LINE内のショート動画配信プラットフォームとして2021年10月に開始したサービス。今後は、GYAO!のパートナーだった放送局ともコンテンツ開発などで連携を深め、動画領域で競争力を強化するとしている。
LINE VOOMには2023年度中に、動画のライブ配信・視聴機能を追加する計画だ。
関連記事
- ライブ配信「LINE LIVE」3月いっぱいでサービス終了へ 理由は「経営資源を集中させるため」
LINEは、ライブ配信サービス「LINE LIVE」と「LINE LIVE-VIEWING」の提供を3月31日で終了すると発表した。 - USEN、ISPフリーの無料ブロードバンド放送「GyaO」を開始
USENはブロードバンド放送「GyaO」(ギャオ)の提供を開始する。番組の合間にCMが入るものの、最高で768kbpsという高ビットレートの放送が無料で楽しめる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.