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Google、Appleの「AirTag」のような紛失防止タグを開発中か
GoogleがAppleの紛失防止タグ「AirTag」のような製品を開発中といううわさだ。「Nest」担当チームが開発しており、UWBとBluetooth LEをサポートするとみられる。早ければGoogle I/O 2023で発表されるかもしれない。
米Googleは、米Appleの紛失防止タグ「AirTag」のような製品を開発中だと、Google関連のリークに定評のあるクバ・ヴォイチェホフスキ氏が連投ツイートで説明した。今年「Google I/O」で発表し、秋の「Made by Google」イベントに合わせて発売すると予想している。
コードネームは「grogu」(グローグー)。Disney+が独占配信するSF番組「マンダロリアン」に登場し、ベイビーヨーダの愛称で呼ばれている人気キャラクターの名前だ。
ヴォイチェホフスキ氏によると、groguは現在Googleのスマートホーム「Nest」担当チームが開発しているという。UWB(Ultra Wideband)とBluetooth LEに対応し、AirTag同様にスピーカーを搭載する。
この推測の根拠の1つとして、Pixel 6 ProとPixel 7 Proに精度の高い位置追跡を可能にするUWBモジュールが搭載されていることを挙げた。UWBモジュールは今のところ「ニアバイシェア」機能以外には活用されていないが、これをgroguやNestスピーカーの再生先切り替えなどに活用するのだろうとヴォイチェホフスキ氏はツイートした。
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