Twitter、新型Macを「スタバの新作」扱い 混沌のおすすめ欄
Twitterの「おすすめ」欄に表示されている「スタバの新作」。なぜか同タイミングで発表された「Mac Mini」と「Macbook Pro」が関連ワードに入っており、Twitterユーザーから「スタバがMac出すらしい」とネタにされている。
米Appleが1月17日(現地時間)、新型「Mac Mini」と「Macbook Pro」を発表した。いずれも最新チップ「Apple M2 Pro」が特徴で、早速Twitterでも朝からトレンド入りするなど話題だ。ただ、ユーザーごとに最適化された「おすすめ」欄では、なぜか同タイミングにスターバックスが発表した新商品の関連ワードとして扱われている。
スターバックスは18日に新商品「フォンダンショコラフラペチーノ/フォンダンショコラアーモンドミルクモカ」を発表。バレンタインシーズンが近いこともあって、こちらもTwitterトレンド入りするなど話題だ。
一部ユーザーのおすすめ欄にも表示されているが、なぜか関連ワードが「Mac Mini」「Macbook Pro」に。Twitterでは「スタバの新作、Macbook Proなら飲んでみたいな」「スタバにMac mini持ち込むのか」とネタにする声も見られる。
原因の一つとして考えられるのが、スターバックスとMacを巡るネットミームだ。SNSにおいてスタバでMacを開く行為は「スタバでドヤ顔Mac」などと呼ばれ、いわゆる“見た目から入る人”や“意識高い系”として揶揄(やゆ)される場合がある。
由来は定かではないが、コロナ禍以前に「ノマドワーカー」(決まった場所で働かない人)が流行したとき、スタバにMacユーザーが増えた影響で生まれた“あるあるネタ”とみられる。スパムアカウントが「Macbook Pro」「スタバの新作」といった話題のワードが入ったツイートを連続で投稿しているので、影響があった可能性もある。
関連記事
- 新MacBook Pro登場 「M2 Pro/Max」搭載、メモリは最大96GBに
米Appleは1月17日、「MacBook Pro」の新モデルを発表した。14インチと16インチの2つのモデルに最新のハイエンドチップ「Apple M2 Pro」および「Apple M2 Max」を搭載している。 - 「Mac mini」新型登場、「M2」に加え「M2 Pro」が搭載可能に 8万4800円から
米Appleは1月17日、新型「Mac mini」を発表した。新チップとして「Apple M2」に加え、新たに追加された「Apple M2 Pro」を搭載できるようになった。 - Intel版「Mac mini」、ひっそりと姿を消す 残るは「Mac Pro」のみに
米Appleが、「M2/M2 Pro」搭載の新型「Mac mini」を発表した一方で、Intel CPUを搭載した「Mac mini(2018)」の販売を終了した。これにより、Intelチップを持つ現行のMacは、Xeonを搭載した「Mac Pro(2019)」のみとなる。 - 「M2 Pro」「M2 Max」登場 旧チップ比でCPUは最大20%、GPUは最大30%高速とアピール
米Appleは1月17日、新型「Mac mini」と「MacBook Pro」の発表にあわせ、新チップ「M2 Pro」「M2 Max」をお披露目した。同社のハイエンドチップ「M1 Pro」「M1 Max」の後継にあたる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.