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来週は「近年にないレベルの寒波」 全国で大雪・寒さ、資源エネルギー庁の電力需給見通しは

1月23日週は、全国を襲う強力な寒波の到来が予想される。資源エネルギー庁も「来週の電力需要は高い水準となることが想定される」とコメントしており、節電を呼び掛けている。

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 1月23日週は、全国を襲う強力な寒波の到来が予想される。ウェザーニューズによれば「全国の広い範囲で大雪の恐れがあり、非常に厳しい寒さとなる見込み」という。資源エネルギー庁も「来週の電力需要は高い水準となることが想定される」としているが、予備率(電力需要に対する余裕、安定供給には最低3%が必要)は最低でも8%を超えており、安定供給に必要な水準を確保できる見通しだ。

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25日に到来する寒波(ウェザーニューズの予報から引用)

 ウェザーニューズによれば、寒波のピークは24日の夜から25日朝にかけて訪れる見通し。北日本、北陸だけでなく西日本でも雪雲が発達しやすくなる他、雪雲が太平洋側にも流れ「普段はほとんど雪の積もらない地域でも積雪のおそれがある。シアーライン(風の流れが変化する境界線)が通過するタイミングでは、関東でも雪の降る所があるかもしれない」という。

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資源エネルギー庁による予備率の見通し

 気温も低く、都心でも25日は最低気温−3度まで冷え込む見込み。内陸部では−5度を下回り、水道管などが凍結する可能性もあるという。資源エネルギー庁が予想する予備率も、24日から25日にかけて低くなっている。さらなる気温低下があった場合には電力需給が変化する可能性もあるといい、無理のない範囲の節電を呼び掛けている。

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