スマホデビュー時期は小学6年生が最多――MMD研究所はこのほど、子どもにスマートフォンを持たせた親への調査結果を発表した。勉強にスマホを活用している子どもが多かった他、お小遣いをキャッシュレスで受け取っている子どもも増えているという結果だ。
2022年以降に初めてスマートフォンを持った子がいる親1000人に対して、12月末にインターネットで調査した。
初めてスマホを持った学年は、小6が14.9%と最多。次が中学1年生(12.7%)、中学3年生(10.0%)だった。小学生未満(5.5%)や小学1年生(5.5%)という回答もあった。
子どもが勉強時のスマートフォン活用について聞いたところ、63.7%が「活用している」と回答。「YouTubeなどの動画学習」が44.6%と最多で、次いで「英会話・英単語学習」(26.4%)、「語学(英語以外)の学習」(18.7%)、「プログラミング学習」(16.6%)と続いた。
子どもにお小遣いを渡すときの手段は「現金」(61.2%)が最も多かったが、「キャッシュレス」(11.8%)、「現金とキャッシュレスの併用」(11.7%)もあわせて2割以上に。前年と比較すると「現金」が3.1ポイント減り、「キャッシュレス」が2.7ポイント、「現金とキャッシュレスの併用」が1.3ポイント増えたという結果だ。
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