連載
寒波襲来、エアコンが「霜取り運転」繰り返す時はあえて〇:節電テック(2/2 ページ)
今回のトピックは「霜取り運転が頻発する時の対処」です。暖房を始めたはずのエアコンが止まってしまい、部屋がなかなか暖まらない。そんなときは?
部屋がなかなか暖まらないと、ついつい設定温度を上げたくなりますが、それが原因の可能性もあります。霜取り運転が頻発する時は、逆に設定温度を1〜2℃下げると熱交換器に霜がつきにくくなり、頻度が下がる可能性があるそうです。20℃を下回らない程度で様子をみましょう。
もう1つ注意したいのは、室外機の風通しが悪くなっている可能性です。霜が付きやすいのは、雪の日のように外気温が低く湿度が高い状態で暖房運転をした時。室外機の周りに物を置いていたり、雪が積もったりして風通しが悪くなると霜が付きやすくなりますので、雪が降る前に室外機の周囲を片付け、雪が積もったら吹き出し口と吸い込み口の前が30cm以上開くように除雪してください。
連載:節電テック
節電に関するテクノロジーとテクニックをデータを添えて紹介する連載。クイズ形式になったり、内容がアナログになったりもします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
雪の日にエアコンが止まった 故障ではなく○の可能性
今回のトピックは「雪の日のトラブル」です。富士通ゼネラルによると、雪が降った日の問い合わせは「実は故障でないことも多い」そう。ユーザー側に予備知識があれば慌てずに対処できます。
大雪でエアコンの室外機が埋まった 除雪のコツと注意点
今回のトピックは「大雪によるエアコンのトラブル」。日本各地に大雪警報が出たことを受け(23日19時時点)、空調大手のダイキン工業がトラブルを回避する方法を公開しています。
寒波襲来、自宅の備えチェックリスト 少ない衣類で暖かく過ごすコツ「レイヤリング」とは?
今季最大の寒波がやってくる。今回は雪があまり降らない場所から積雪量の多い地域までを想定し、寒波到来時の準備をチェックリスト形式で紹介したい。地元の注意報・警報などをチェックして必要な対策を判断してほしい。
水道管の凍結を防ごう! 方法と注意点……東京ガスなど指南
日本列島に“最強寒波”が。ふだん暖かい地域でも、積雪したり、水道管や給湯配管が凍結する可能性。凍結を防ぐには?
寒波襲来、Switchの「結露」にご用心 任天堂が注意喚起
24日から強い寒波が関東に南下するとの予報に合わせ、任天堂がゲーム機器の取り扱いに対して注意を促している。同社は「ゲーム機を置いている場所の温度が急激に変わると、ゲーム機に結露が起こることがあります」と説明している。
