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SBI新生銀、コンビニATM手数料を再度無料化 24年3月末までは回数無制限
SBI新生銀行は1月24日、コンビニエンスストアでのATM手数料を2月6日から無料化する。ただしファミリーマート内のゆうちょATMは有料のまま。
SBI新生銀行は1月24日、コンビニエンスストアでのATM出金手数料を2月6日から無料化すると発表した。また、SBI新生銀行への商号変更を記念し、2024年3月31日までは、回数無制限で利用できる。
今回、セブン銀行、ローソン銀行、イオン銀行、Eネットといったコンビニに設置されたATMでの利用は、ユーザーのランクに関わらず無料となる。ただし、ファミリーマートに設置されたゆうちょ銀行ATMは引き続き有料のままだ。
SBI新生銀行は、開業当初、どのATMを利用しても手数料無料という点を特徴として、一般の利用者を増やしてきた。ところが戦略転換により18年10月からは、通常ユーザーの出金手数料を有料化した。
さらに21年1月からは、それまで無料だった「ゴールドランク」以上のユーザーについても、都市銀行やゆうちょ銀行での出金を有料化した。ゴールドランク以上のユーザーについては、コンビニでの出金は無料を継続したが、ファミリーマートに設置されているATMがゆうちょ銀行提携の場合は有料となるなど、複雑だった。
SBIグループは買収したSBI新生銀行を「グループの中核銀行」と位置付けており、改めて一般ユーザーに利便性を訴求する狙いがある。
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