JR東日本・JR西日本・JR北海道の3社は1月24日、新幹線の座席でWeb会議や通話ができる「新幹線オフィス車両」を3月20日に刷新し、全席指定の「TRAIN DESK」として運行すると発表した。
東北・北海道・上越・北陸新幹線の普通車指定席のある列車で、平日のみ実施する(こまち号・つばさ号・つるぎ号は除く)。東北・北海道新幹線は7号車が、上越・北陸新幹線は9号車が対象。予約時の座席指定で「TRAIN DESK」を選べば利用できる。
PC作業やWeb会議、通話、勉強などをする乗客向け。休息や食事などでも利用できるが、仕事・勉強をしやすい環境の維持のための配慮を求めている。
新たに東京駅と仙台駅で、Wi-Fiルータや折り畳み式間仕切りなどのリモートワーク支援ツールセットの貸出も試す予定だ。
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