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ChatGPTの有料サブスク版「Plus」、月額20ドルで提供開始
OpenAIは、AIチャットサービス「ChatGPT」のサブスク版「ChatGPT Plus」を発表した。まずは米国で提供を開始する。月額20ドル(約2600円)だ。
米AI研究企業OpenAIは2月1日(現地時間)、現在無料で提供しているAIチャットサービス「ChatGPT」のサブスクリプション版「ChatGPT Plus」(パイロット版)を発表した。まずは米国で月額20ドル(約2600円)で提供を開始する。
提供範囲は段階的に拡大していく計画だ。日本からもウェイティングリストに登録できる。
ChatGPT Plusのメリットは以下の3点。
- ピーク時のアクセス優先
- レスポンス時間の短縮
- 新機能と改善への優先アクセス
無料版の提供は今後も続ける。OpenAIは、有料版を提供することで、より多くの人に無料版を提供できると説明した。同社のサム・アルトマンCEOはかつて、インフラのコストが非常にかさむので「どこかの段階で有料にしなければならない」と語り、1月には有料版の検討を始めたと発表している。
同社はChatGPTのAPI公開も予定している。さらに、より低コストのプラン、ビジネスプラン、データパックのオプションも検討しているという。
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