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PS5の品不足、「焦点はデリバリーに移った」とソニーGの十時社長
ソニーグループは2日、PlayStation 5(PS5)の累計販売台数が3200万台を突破したと発表した。ソニーグループの十時裕樹新社長は、品不足解消の焦点は既に生産ではなく「デリバリーに移った」という。
ソニーグループは2月2日、PlayStation 5(PS5)の累計販売台数が3200万台を突破したと発表した。クリスマス商戦を含む10〜12月期の販売台数は710万台と過去最多を記録。ソニーグループの十時裕樹新社長は、品不足解消の焦点は既に生産ではなく「デリバリーに移った」という。
十時社長は「710万台は少ない数字ではないが、生産と物流が滞ったため、まだ十分にお客様に届いていない」と振り返る。その上で「オペレーションを整えてしっかり届けたい。(供給について)心配していることはない。デリバリーすることに焦点は移っている」と話した。2022年度の販売目標は1900万台に引き上げる。
2020年11月に発売したPS5は、需要に対して供給が間に合わず品不足に。世界的な半導体不足やコロナ禍による生産と物流の停滞が追い打ちをかけ、「欲しい人が買えない」状況が2年にわたり続いていた。
しかし1月のCESでソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のジム・ライアン社長兼CEOが「PS5は世界中で見つけやすくなる」と品不足解消を予告。日本でも2月1日から通常販売に移る店舗やECサイトが相次いでいる。
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