SMBCが金融スーパーアプリ「Olive」 銀行、クレジットカード、証券、保険を共通IDで
三井住友フィナンシャルグループは、個人向けの総合金融サービス「Olive」を3月1日から提供する。三井住友銀行の口座、三井住友カードのクレジットカード、SBI証券の投資信託口座、各種の保険サービスを、スマホアプリ上で利用できる。
三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)は2月3日、個人向けの総合金融サービス「Olive」を3月1日から提供すると発表した。三井住友銀行の口座、三井住友カードのクレジットカード、SBI証券の投資信託口座、各種の保険サービスを、スマホアプリ上で利用できる。
「金融と決済のフルモバイルサービスを実現するスーパーアプリだ」と、SMBCグループの太田純社長は話した。
→「Olive」の詳細:“金融スーパーアプリ”なのにアプリがない? 「Olive」始動、SMBCの意外な戦略
1つのIDで全てのサービスにログインでき、住所変更なども一度の操作で完了する。
Oliveのカードにも複数の機能を盛り込んだ。銀行のキャッシュカードとして機能するだけでなく、クレジットカード、デビットカード、Vポイントのポイント払いにも利用できる。支払い方法は、Oliveアプリ内で切り替える。「フレキシブルペイ」の名称でVisaと共同開発した。
→「Oliveカード」の詳細:最強の還元カード? 三井住友カードのOliveカードはコンビニ、ファミレスなど最大15%還元に
Vポイントは、今後Tポイントとの統合を予定しており、統合後の新ポイントがOliveの各サービスをつなぐ役割を果たすという。
今後、三井住友銀行の口座開設は基本的にOliveに統一する。今後5年間で1200万のOliveアカウントの開設を目指す。今後、非金融サービスとの提携も進めていく。
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