Twitter Blueの“広告半減”が適用されている? 非Blueでは微増 どのくらい減ったか数えてみた
「Twitter Blue」の広告半減施策は、ステータスがまだ「近日公開」のままなのだが、ITmediaNEWS編集部で確認したところ、どうやらすでに適用されているようだ。どのくらい減ったか数えてみた。
Twitterの有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」では、タイムライン上に表示される広告の数が半分になるというのが一つの売りになっている。この機能はステータスがまだ「近日公開」のままなのだが、ITmediaNEWS編集部で確認したところ、どうやらすでに適用されているようだ。
Twitter Blue未加入の場合のタイムライン(ブラウザ版)は、上からツイート2つ、広告1つ、以降は5つに1つ広告が表示されるという状態になっている。Twitter Blueに加入している場合は、上からツイート2つ、広告1つ、以降は9つに1つ広告が表示された。
上記は2月2日に検証した結果だが、3日にもう一度確認してみると、Twitter Blue加入者の場合ツイート2つ、広告1つのあとは広告なしだった。まだ挙動は安定していないようだ。
Twitter上のTwitter Blue加入者の反応を見ても「広告は明らかに減った」という人と「さほど減った感じはしない」という人、「不快な広告は減った」という人がいた。
Blue未加入者の広告は増えたのか?
Twitter Blue発表当時、Twitter上では「未加入者のタイムラインに表示される広告の数が倍増するのでは?」との懸念も見られた。
ITmedia NEWS編集部で1月16日に確認した際には、Twitter Blue未加入者の場合、ツイート2つ、広告1つの後は6〜7つに1つが広告だった。2月3日現在では5つに1つのペースのため、単純計算で約1.3倍に増えているようだ。
未加入者からは「広告が明らかに増えた」「増えた気がする」などの反応が見られる。
米Twitter社は、広告半減施策のリリース時期について案内していない。現在の仕様も今後変わる可能性がある。
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