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Microsoft Teamsの無料版、4月にリニューアル 機能削減、データ移行は手動で
マイクロソフトは「Microsoft Teams 無料版」を4月にリニューアルすると明らかにした。これまでの無料版(以下、クラシック版)は廃止。
マイクロソフトは、法人向けコミュニケーションツール「Microsoft Teams 無料版」を4月にリニューアルする方針を明らかにした。これまでの無料版(以下、クラシック)は廃止し、より機能を制限した新しい無料版を提供する。利用者が新しい無料版へ移行する場合、ファイルなどを手動で転送しなければならない。
新しい無料版でも最長60分のグループ会議やユーザー1人あたり5GBのクラウドストレージは提供する。ただしクラシック版にあった、1)同僚や顧客との無制限のチャット、2)ファイル共有、タスク、投票、3)会議、チャット、通話、ファイルのデータ暗号化といった機能は省く。
クラシック版で保存したファイルなどは手動で転送しなければならない。MicrosoftのWebサイトでは「引き続き無料のTeamsの使用を希望する場合は、新しい無料オプションである Microsoft Teams(無料版)にサインアップしてください。ただし、お客様の既存のファイルを維持するには、手動で保存して新しい無料アカウントに転送する必要があります。自動的には転送されません」としている。
一方、有料版へアップグレードする場合は既存のファイルやチーム、会議などへのアクセスを保持できるという。同社はクラシック版の代替プランとして「Microsoft Teams Essentials」や「Microsoft 365 サブスクリプション」へのアップグレードを推奨している。
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