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KDDIのクラウド障害、設備の問題が解消 発生から約2週間 「申し訳ございませんでした」
KDDIが、クラウドサービス「KDDIクラウドプラットフォームサービス」の障害について、設備の問題が解消したと発表した。1月28日の発生から約2週間かかった。
KDDIは2月9日、クラウドサービス「KDDIクラウドプラットフォームサービス」(KCPS)の障害について、設備の問題が解消したと発表した。1月28日の発生から約2週間かかった。ただしユーザーの復旧状況については「顧客の業務復旧に向け、正常性の確認を続けていく」(同社)としている。
KDDIは障害の発生以降、(1)仮想的に作成したルーターの再作成、(2)故障したストレージ内のデータを読み取り可能な状態で起動する、(3)新規ストレージを構築し、データを移行する、(4)新規ストレージ上で仮想サーバを立ち上げる──といった作業を進めていた。復旧については31日時点で「完全復旧には2週間以上かかる可能性がある」との見通しを示していた。
実際の作業は(1)が1月29日午後11時48分、(2)が2月3日午後7時、(3)が7日午後3時4分、(4)が8日午前9時43分に完了。その後9日午前10時までに、仮想サーバを各ユーザーに引き渡したという。
障害は「jp2-east05」ゾーン(リージョンを構成するサーバ群の単位)の一部サーバでストレージが故障したことで発生した。ただし原因はハードウェアではなくソフトウェアの問題という。KDDIはユーザーに対し「お時間を要してしまい、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪している。
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