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「マスク着用指導」に腹を立て、共有サーバのデータ削除 水戸市が職員を懲戒処分
水戸市が、44歳の職員を2月28日付けで懲戒処分した。この職員は、所内でマスク着用の指導を受けたことに腹を立て、所属課の共有ファイルサーバにある一部データを削除した他、人事評価に対して上司に脅すなどの行為があったとしている。
水戸市は3月1日、44歳の職員を2月28日付けで懲戒処分を行ったと公表した。この職員は、所属課と人事課からマスク着用の指導を受けたことに腹を立て、所属課の共有ファイルサーバにある一部データを削除したとして、水戸警察署に被害届が提出されていた。
職員は、財務部税務事務所収税課の主査で、2022年12月に受けたマスク着用の指導に腹を立て、所属課の共有ファイルサーバから、2019年度から2022年度までの滞納処分に関わる職員の実績データを削除したという。水戸市側は、刑法第258条の公用文書等毀棄罪に当たる行為として、水戸警察署に被害届を提出した。
また、2021年度と2022年度の人事評価に関して、上司に凶器を持って脅す、刺す、命はないものと思えなどの言動があり、職員に恐怖を抱かせ、適正な人事評価を妨げかねない行為があった他、2021年度は、当時の所属課の秩序を乱す行為も確認したことから、懲戒免職処分となったという。
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