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ラズパイシリーズに新カメラ グローバルシャッターで高速移動する被写体も正確に画像化
英Raspberry Pi財団が新カメラモジュール「Raspberry Pi Global Shutter Camera」を発売した。グローバルシャッターを備えており、高速で動く物体を画像認識する際に使えるとしている。日本ではスイッチサイエンスWebショップで8525円で販売する。
英Raspberry Pi財団は3月9日、新カメラモジュール「Raspberry Pi Global Shutter Camera」を発売した。グローバルシャッターを備えており、高速で動く物体を画像認識する際に使えるとしている。日本ではスイッチサイエンスWebショップで8525円で販売する。
ソニー製イメージセンサー「Sony IMX296」を搭載。画素数は158万画素。映像を上から徐々にデータ化するローリングシャッターではなく、一瞬でまとめてデータ化するグローバルシャッターを採用した。
ローリングシャッターでは、データ化の最中に被写体が移動すると画像がゆがむが、グローバルシャッターはまとめてデータ化するためゆがみを抑えられる。画素サイズが3.45マイクロm四方と大きいため露出時間も30マイクロ秒で動作できるとしている。
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