「ChatGPT」って知ってる? 経営者4600人に調査 約7割が「知らない」と回答
AI開発を手掛けるレトリバが、汎用言語AI「ChatGPT」がビジネスや社会に与える影響についての調査結果を発表した。ChatGPTを知っている経営者は30.6%。そのうちビジネスに影響すると考えているのは45.5%だった。
ChatGPTを知っている経営者は30.6%。そのうちビジネスに影響すると考えているのは45.5%──AI開発を手掛けるレトリバ(東京都新宿区)は3月10日、汎用言語AI「ChatGPT」がビジネスや社会に与える影響についての調査結果を発表した。
調査では経営者4672人を対象に、ChatGPTがビジネスや生活に与える影響について尋ねた。ChatGPTについて「知っている」と答えたのは全体の30.6%で、そのうち7.8%は「使ったことがある」「使っている」と回答した。
活用方法としては、調べものをする際に使う人が39.3%、顧客対応の自動化に使っている人が23.2%、23.2%、試しに利用している人が16.9%、ソフトウェア開発時に使う人が12.2%、文書作成時に使う人が8.2%だった。
調べものをする際には「ChatGPTが出した結果を過度に信じすぎないようにしている」など、慎重な姿勢を見せた人もいたという。
今後のビジネスにどんな影響を与えるかについては、「関係ない」「まだ不明」とした人が54.5%、「AIが台頭する可能性がある」とした人が14.7%、「文書作成の効率化になる」とした人が9.3%いた。
生活に与える影響としては、「生活が便利になる」とした人が20.9%、「時短・効率化ができる」とした人が19.7%だった。一方で「人間の考える力に影響が出る」などネガティブな意見もあったという。
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