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サイフォン式も登場で高級化進む 「コーヒーメーカー」の進化と矛盾:知らないと損!?業界最前線(1/5 ページ)
タイガー魔法瓶が2023年1月、サイフォン式コーヒーメーカー「サイフォニスタ」で高級コーヒーメーカー市場に参入した。総務省の家計調査によるとコーヒーの消費量は2010年以降ほぼ右肩上がりだ。コーヒーメーカー市場は、今後どのように進化していくのだろうか。
タイガー魔法瓶は2023年1月、近年盛り上がりを見せている高級コーヒーメーカー市場に参入した。
同社初となるサイフォン式コーヒーメーカー「Siphonysta ADS-A020(以下、サイフォニスタ)」(実勢価格6万6000円)は、同社の持つスチーム技術と熱制御技術を融合させて生み出した「自動サイフォン式コーヒー抽出システム」を搭載。通常のドリップコーヒーとはまた異なった味わいが楽しめる新しいタイプのコーヒーの抽出を実現する。
国内での発売に先立ち22年4月に行われた北米市場でのクラウドファンディングでは、目標額の271%である5万4261ドル(約738万円)の支援を集めたという。
タイガー魔法瓶のコーヒーメーカー「Siphonysta ADS-A020」。電気ケトルで利用しているヒーターを採用することで、業界最速スピードでの沸騰を実現し、短時間でコーヒーの抽出ができるとしている
高級化、多様化の進むコーヒーメーカー市場だが、今後どのように進化していくのだろうか。
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