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オールドコンデジが若者の間で流行しているらしいので自室から発掘してきた:荻窪圭のデジカメレビュープラス(6/9 ページ)
デジカメレビュー歴29年。デジカメ老人会の荻窪圭さんによるオールドコンデジ講座。当時の状況から購入時に気をつけたいこと、スマホ連携の方法、おすすめ機種まで一挙紹介。
高感度で当時高い評価を得たのが富士フイルムの「FinePix F10」だ。スーパーCCDハニカムというちょっと独自の配列を持つセンサーだったが、ISO1600まで撮れる、当時としては高感度に強く、富士フイルムらしい鮮やかな発色が素晴らしかった。
今回チョイスしたのはその後継機である「FinePix F31fd」(06年。630万画素。xDピクチャーカード)。完成度が高くバッテリーの持ちも良く、当時の名機といって過言じゃない写りを見せてくれた。濃いめの色を出すだけにAWBが崩れると目立ったけど、それもまた良し。
見た目の面白みはないけど、この独特の色合いは今でも楽しめる。
もう1つ、1/1.75型のCCDセンサーを搭載した機種を紹介したい。リコーの「GX100」(07年発売。1001万画素。SDカード)である。
初代GR DIGITALの系統に属するズームレンズ搭載モデル。
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