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今冬の「エアコン控え」浮き彫りに 稼働時間が最も減ったのは〇県節電テック(2/2 ページ)

今回のトピックは「エアコン控え」。パナソニックが3月14日に発表したユーザーの利用データから、エアコンを設置している人でも今冬は利用を控える傾向にあったことが浮き彫りになりました。

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エアコン利用時間の今冬、昨冬比較

 東京都では57.3時間減、大阪府は30.6時間減、最も減っていたのは福岡県で67.5時間もの減少となりました。すべての地域において23℃以上の設定が減り、22℃以下に設定温度を下げる人が増えています。

 気象庁によると今冬の平均気温は北日本で低く、東・西日本は平年並みでした(気象庁:冬の天候)。しかし全国的に暖房の利用時間は減少し、設定温度を下げる方が増えました。さらに利用率データからは11月に暖房を動かす人が減ったことも分かりました。

 パナソニックは「節電のために利用をなるべく控えたり、設定温度を調整した可能性が考えられる」としています。


エアコン設定温度の今冬・昨冬比較

エアコン利用率の今冬・昨冬比較

連載:節電テック

節電に関するテクノロジーとテクニックをデータを添えて紹介する連載。クイズ形式になったり、内容がアナログになったりもします。

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