ニュース
MBS子会社がランサムウェア被害に 番組制作、配信などの関係データがロックされる
MBSメディアホールディングスの子会社で、番組の制作・企画を手掛ける放送映画製作所がランサムウェア攻撃の被害を受け、情報が外部に流出した可能性があるとして謝罪した。
MBSメディアホールディングスの子会社で、番組の制作・企画を手掛ける放送映画製作所(大阪市北区)は3月15日、ランサムウェア攻撃の被害を受け、情報が外部に流出した可能性があるとして謝罪した。
5日に同社が運用するサーバで障害が発生し、調査したところ第三者による不正アクセスが検出されたという。被害拡大を防ぐため外部からの接続を遮断したが、ランサムウェアによりサーバ内のデータがロックされていることが分かった。保存していたデータは番組制作や配信業務、イベント用映像制作などの業務に関わるもの。
今後は引き続き専門機関と連携して感染経路や原因を調査するとしている。
関連記事
- オーディオテクニカ、不正アクセス受け情報漏えいの可能性 会社は電話しかつながらない状況に
オーディオテクニカは7日、外部からランサムウェアによる不正アクセスを受け、社内の機密情報の一部が不正に閲覧された可能性があると発表した。 - 個人情報保護委、行政機関向けの研修資料を無償公開 HDD流出、USBメモリ紛失などの事例紹介も
個人情報保護委員会が行政機関向けの研修資料を公開した。個人情報保護法の基礎や、行政機関が講じるべき安全管理措置、漏えい事案が発生した場合の対応法などをまとめている。 - 「パスワード破られた」 埼玉大のNASで不正アクセス被害 ネットワーク設定ミス発生から数時間で侵入許す
埼玉大学のNASが第三者に不正アクセスされ、ランサムウェアによりデータが改変された。ネットワーク設定に不備があった上、NASのパスワードが破られたのが原因としている。 - 「いまこの脅威が危険」は経営層に刺さらない 理解を得るには? 内閣サイバーセキュリティセンターに聞く
サイバーセキュリティ対策は経営層の理解が欠かせない。「ひとごとではない」と内閣サイバーセキュリティセンターの内閣参事官は話す。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.