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オーディオテクニカ、不正アクセス受け情報漏えいの可能性 会社は電話しかつながらない状況に
オーディオテクニカは7日、外部からランサムウェアによる不正アクセスを受け、社内の機密情報の一部が不正に閲覧された可能性があると発表した。
オーディオ機器メーカーのオーディオテクニカ(東京都町田市)は3月7日、外部からランサムウェアによる不正アクセスを受け、社内の機密情報の一部が不正に閲覧された可能性があると発表した。調査のためECサイトやメール、Webサイトの問い合わせフォームなどが停止している。
同社によると、2月25日に発生したシステム障害を調査する過程でランサムウェアによる不正アクセスを受けた痕跡を見つけたという。27日に公式ECサイトなどを停止し、外部の専門業者に委託して調査を始めた。
ECサイトの決済は外部委託のため、クレジットカード情報は保有していなかった。ただし利用者の個人情報や取引先企業の情報を含め、情報漏えいの範囲は「調査中」とするに止めた。
Webサイトのフォームなども停止したため、製品の修理受付などもできない状態だ。7日になって安全が確認できた電話システムのみ運用を再開し、修理相談などの対応を始めている。
オーディオテクニカは「全容の確認や対処、復旧にはまだ数週間の時間を要する見込み」と話している。
【訂正:2023年3月8日14時02分更新 ※初掲載時、修理の受付を再開したと記載しておりましたが、現状では修理相談のみ対応できる状況でした】
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