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富士通の“政府認定クラウド”、再監査終了 10カ月前に不正アクセス 結果は

ISMAP運営委員会が、富士通クラウドテクノロジーズのパブリッククラウド「ニフクラ」「FJcloud-V」について、再監査の終了を発表した。両サービスは不正アクセスによる情報漏えいの可能性を理由に、半年前から再監査されていた。

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 デジタル庁や総務省などで構成されるISMAP運営委員会は3月16日、富士通クラウドテクノロジーズのパブリッククラウド「ニフクラ」「FJcloud-V」について、2022年9月から実施していた再監査を終了したと発表した。「要求事項が適切に実施されていることが確認できたため、再監査のプロセスを終了」(同委員会)という。

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ISMAP運営委員会の報告

 両サービスは21年、クラウドサービスの認定制度「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度」(ISMAP)のリストに入った。しかし22年5月にロードバランサー(負荷分散用の装置)に不正アクセスを受け、情報が漏えいした可能性が発覚。問題を受け、ISMAP運営委員会は監査機関による再監査を発表していた。

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