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マイナンバーカードをエンタメ領域でも活用へ デジタル庁が方針示す 活用アイデア募集も
デジタル庁が、マイナンバーカードをエンターテインメント領域でも活用していく方針を示した。ライブやイベントでの年齢確認、メタバースにおける本人認証などの実現に向け、関係団体と連携して取り組むとしている。
デジタル庁は3月24日、マイナンバーカードをエンターテインメント領域でも活用していくとの方針を示した。ライブやイベントでの年齢確認、メタバースにおける本人認証などの実現に向け、関係団体と連携して取り組むとしている。
音楽イベントなどにおける来場者の利便性向上や事業者の業務効率化を目指し、日本音楽制作者連盟、日本音楽事業者協会、コンサートプロモーターズ協会との情報交換をしているという。
今後は事業者の意見も聞きながら活用方法や運用にかかる経費負担、実効性について検討。2023年度には実証実験を実施したいとの方針を示した。
また、「マイナンバーカードを自社サービスで活用したい」との声があるとして、民間利用アイデアの公募を始めた。マイナンバーカードのどの機能をどのように活用するかという具体的なアイデアを募集する。募集期間は4月7日までだが、期間終了後もアイデアは受け付ける。
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