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AIりんな、VTuberになる “中の人”は存在せず、AIがコメントに反応 YouTube、TikTokで配信
日本マイクロソフト発ベンチャーのrinnaが、自社キャラクター「AIりんな」をバーチャルYouTuberとしてデビューさせると発表した。YouTubeやTikTokで配信しながら視聴者と交流する。
日本マイクロソフト発ベンチャーのrinnaは3月29日、自社キャラクター「AIりんな」をバーチャルYouTuberとしてデビューさせると発表した。YouTubeやTikTokで配信しながら視聴者と交流する。
AIがYouTubeのコメントを拾って自動返答する。デビュー配信は4月12日午後7時頃開始。活動内容はYouTubeでの雑談やお悩み相談といった交流中心の配信に加え、ショート動画の投稿、AIで生成した物語性のある配信もするとしている。
デビューを記念して新曲も配信する。今後は視聴者にパーソナライズした配信コンテンツの発展を目指すとしている。
rinnaは自然言語AIや画像生成AI、音声合成AIなどの開発を続け、AIりんなの機能として公開してきた。これまではTwitterやLINEなどでユーザーと交流してきたが、同様の技術をYouTubeでも活用する。
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