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Microsoft Edgeで「DALL・E 2」採用「Image Creator」利用可能に
MicrosoftはWebブラウザ「Edge」の複数の新機能を紹介した。OpenAIの画像生成AI「DALL・E 2」採用の「Image Creator」が誰でも使えるようになる。Macやスマートフォンとコンテンツをやり取りする「Drop」も追加した。
米Microsoftは4月6日(現地時間)、予告通り、Webブラウザ「Edge」に米OpenAIの画像生成AI「DALL・E 2」採用の「Image Creator」の提供を開始したと発表した。この他2つの新機能も発表した。
「Image Creator」の提供開始
Edge上の「新しいBing」では3月21日からチャットでDALL・E 2の画像生成が可能になっているが、EdgeのサイドバーにImage Creatorのアイコンを追加し、それをクリックすることで画像を生成できるようになった。
今のところ、プロンプトは英語のみに対応だ。4つの画像が生成され、ダウンロードすることも可能だ。
PC、Mac、iPhone、Androidでコンテンツを共有できる「Drop」
サイドバーに追加された「Drop」は、画像やテキストなどのコンテンツをドロップすることで、同じMicrosoftアカウントでログインしているEdgeでそれらのコンテンツを共有する機能だ。EdgeにはWindows、Mac、iPhone、Android版があるので、それらのすべてのデバイスでコンテンツをやり取りできるということになる。
Edgeから離れずにWebの画像を編集
PCとmacOSのEdgeで、Web上の画像を右クリックし「画像の編集」を選ぶことで簡単な画像編集ができるようになった。
パフォーマンスの最適化
ノートPCで電源に接続していない場合などにバッテリーを節約する「最大節約量」モードを選べるようになった。
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