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ANAのシステム障害、原因は「ソフトウェアのバグによるエラー」だったと説明
ANAが、3日に発生したシステム障害について原因と再発防止策を発表した。同障害は、「予約・販売・搭乗手続き」に関する国内線のシステムで発生したもので、午後2時10分ごろから各種手続きがストップ。多数の便で遅延や欠航が相次ぐ事態となっていた。
全日本空輸(ANA)は4月7日、3日に発生したシステム障害について原因と再発防止策を発表した。同障害は、「予約・販売・搭乗手続き」に関する国内線のシステムで発生したもので、午後2時10分ごろから各種手続きがストップ。多数の便で遅延や欠航が相次ぐ事態となっていた。
同社は、原因について国内線旅客システムのデータベースにて、ソフトウェアの不具合だったと説明。予約管理業務のために、特定のデータを抽出する日常の処理において、ソフトウェアのバグに起因したエラーが発生。データベースサーバ2台が一時的に高負荷状態になったという。結果、データ処理が滞り、サーバ2台が同時に停止したという。
今回の事態に対し、データ抽出方法の変更、データベースサーバが2台同時に停止しないための制御プログラムの強化を実施するとしている。また、万が一システム障害が今後発生した場合に備え、バックアップシステムへの迅速な切り替え、訓練の実施などの対策を講じていくとしている。
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