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Adobe AcrobatとReaderに脆弱性 任意のコードが実行される恐れ 最新版に更新を
米AdobeのPDF編集・閲覧ソフト「Adobe Acrobat」「Adobe Acrobat Reader」に脆弱性が見つかった。メニューバーの「ヘルプ」から「アップデートの有無をチェック」で更新することで対応できる。
米Adobeは4月12日(現地時間)、PDF編集・閲覧ソフト「Adobe Acrobat」「Adobe Acrobat Reader」に脆弱性が見つかったと発表した。悪用されると任意のコードを実行される可能性がある。
対象製品は「Adobe Acrobat DC Continuous」「Adobe Acrobat Reader DC Continuous」「Adobe Acrobat 2020 Classic 2020」「Adobe Acrobat Reader 2020 Classic 2020」。
Adobeが同日に公開したアップデータを適用し、最新版に更新することで対応できる。更新はAcrobat・Acrobat Readerのメニューバー「ヘルプ」から「アップデートの有無をチェック」で実行できる。
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