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「ICOCA」がApple Payに対応へ 2023年内に
JR西日本のICカード乗車券「ICOCA」が、2023年内に「Apple Pay」に対応する。iPhoneやApple Watchで交通機関に乗車したり、対応店舗での支払いが可能になる。
JR西日本は4月17日、ICカード乗車券「ICOCA」について、2023年内に「Apple Pay」への対応を開始すると発表した。これにより、iPhoneやApple Watchで交通機関に乗車したり、対応店舗での支払いが可能になる。
既存ユーザーは、使用しているICOCAカードをAppleウォレットに追加することで、各デバイスで支払いができるようになる他、チャージ、定期券の購入もiPhone上で完結する。ただし、追加できるICOCAカードの種類や購入できる定期券には条件があり、提供開始日含めサービスの詳細については改めて告知するとしている。
同社は2023年3月に「モバイルICOCA」をAndroid向けに提供開始。iPhone向けについては「実現に向けて検討を進めている」としていた。
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