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「TRICK」「SPEC」の堤監督、新作は“AI対AIのデスゲーム” クラウドファンディング実施中
アートカルチャーズが、映画監督・堤幸彦さんの新作映画「SINGULA」制作に向けたクラウドファンディングを始めた。内容は「AI同士のディベートバトルロイヤル」という。
舞台プロデュースを手掛けるアートカルチャーズは4月17日、テレビドラマ「金田一少年の事件簿」(第1・2シリーズ)「TRICK」「SPEC」などで知られる映画監督・堤幸彦さんの新作映画「SINGULA」制作に向けたクラウドファンディングを始めた。内容は「AI同士のディベートバトルロイヤル」という。
内容は、感情を持たないAIキャラクター15人が互いにディベートするというもの。規則を守らなければ即座にシャットダウンされるという状況で誰が生き残るのかを楽しむいわゆる“デスゲーム”作品だ。原作は2019年2月に舞台上演された討論劇「SINGULA」。
主演は2.5次元舞台などで活躍する役者spiさん。15人のキャラクターを1人で演じる。主題歌はボカロPのr-906さんで、ボーカルはVOCALOIDの初音ミクが務める。
クラウドファンディングはMakuakeで実施。支援プランは堤監督やspiさんからのお礼メッセージを送る3000円プランから、監督と一緒に作品を鑑賞できる権利を提供する10万円プランまで。法人向けにはエンドロールで大きくクレジットを表示する100万円プランも用意する。
目標額は500万円。プロジェクト期間は7月15日まで、18日午後3時までに380万円を超える支援が集まっている。
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