Twitterの旧青バッジ消滅開始 「Blueに加入なんかしてないぞ」とスティーブン・キング氏
Twitterが予告通り「Twitter Blue」非加入ユーザーの旧認証バッジの削除を開始した。ハル・ベリーやローマ法王などの著名人の青バッジも消えた。一方、以前からTwitter Blueに反対しているスティーブン・キングの青バッジは残っており、キングは「Blueに加入していない」とツイートした。
米Xが運営するTwitterは4月20日(現地時間)、予告通り「Twitter Blue」に加入していないユーザーの旧認証バッジ(いわゆる「青バッジ」)の削除を開始した。
例えばライターの岡田有花さんのプロフィールからも青バッジが消えている。岡田さんはTwitter Blueには加入していない。
青いチェックマーク(Twitter Blue加入者に表示されるマーク)をクリックすると表示される文言も変わり、「このアカウントは、Twitter Blueにサブスクライブしているか、従来の認証済みアカウントのため認証されています。」から「This account is verified because they are subscribed to Twitter Blue and verified their phone number.」(まだ日本語化されていないが、「このアカウントはTwitter Blueにサブスクライブしており、電話番号を確認しているため、確認済みです。」という意味)となった。
ただし、著名人の一部の青バッジは、Twitter Blueに加入していないのに残っているようだ。上の画像のスティーブン・キングさんは「私のアカウントにTwitter Blueにサブスクライプしているとあるが、していない。電話番号を教えたことになっているが、教えていない」とツイートした。
米Appleのティム・クックCEOや米Googleのスンダー・ピチャイCEOの青バッジも残っているが、Twitter Blueに加入しているかどうかは不明だ。米Amazon.comのジェフ・ベゾス会長の青バッジは「このアカウントは、Twitterの@amazonの関連アカウントであるため認証されています」と表示される。
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