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テスラ車に乗るとはこういうことだ! アップデートに一喜一憂、GitHubから機能追加も走るガジェット「Tesla」に乗ってます(4/4 ページ)

最近は、「ソフトウェアデファインドビークル」という言葉を聞く機会が増えました。直訳すれば「ソフトウェアにより定義された乗り物」といった意味です。いわば「ソフトウェアによって、従来とは異なる価値やユーザー体験を提供してくれるクルマ」ですが、Teslaはどうなのでしょうか?

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じゃあ、クルマとしての完成度はどうなの?

 じゃあ、Teslaは「走る」「曲がる」「止まる」というクルマとしての基本機能の追求を疎かにしているのかというと、そのようなことはありません。Model 3やModel Yは、安全性と衝突実験を実施するEuro NCAPという権威あるテストで、最高点である五つ星を得ています。

 また、重鎮自動車評論家の清水和夫さんは、ダイナミックセーフティテストというYouTube動画のなかで「(EVは)嫌いだけど、このクルマ(Model Y)の悪口を言う理由はない」と明言しています。以前の動画では、Model 3のこともべた褒めしていました。

 そういえば、日産GT-Rの開発者である水野和敏さんもModel 3の試乗動画において、「自動車メーカーじゃないから作れたクルマ」という表現を用いて褒めています。ネット上のリーク情報によると、テスラは、Model 3のモデルチェンジを計画しているそうです。果たして新型はどのような進化を遂げてくるのかワクワクします。

 本稿の最後に、米国のTeslaユーザーによるライトショーパーティーの様子を紹介しておきます。「ナートゥナートゥ」ダンスが話題のインド映画『RRR』のオスカー受賞を祝い、米国のインド系ユーザーがライトショーパーティーを開きました。たくさんのTeslaが一斉にナートゥナートゥの楽曲に合わせてライトショーを繰り広げるその様は、圧巻です。

著者プロフィール

山崎潤一郎

音楽制作業の傍らライターとしても活動。クラシックジャンルを中心に、多数のアルバム制作に携わる。Pure Sound Dogレコード主宰。ライターとしては、講談社、KADOKAWA、ソフトバンククリエイティブなどから多数の著書を上梓している。また、鍵盤楽器アプリ「Super Manetron」「Pocket Organ C3B3」「Alina String Ensemble」などの開発者。音楽趣味はプログレ。Twitter ID: @yamasakiTesla


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