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映像がリアルすぎて詐欺っぽい? 新作ゲームで珍事 制作会社「これはゲームだ」と開発中の画面公開
プレイ映像がリアルだったために「現実の映像を使った詐欺なのではないか」と疑われたゲーム「UNRECORD」(発売時期未定)について、開発元の仏DRAMAが、詐欺ではなく実際のプレイ映像であるとの声明を発表した。
プレイ映像がリアルだったために「現実の映像を使った詐欺なのではないか」と疑われたゲーム「UNRECORD」(発売時期未定)について、開発元の仏DRAMAは4月20日(現地時間)、詐欺ではなく実際のプレイ映像であるとの声明を発表した。
UNRECORDはシングルプレイ用のFPSゲームで、プレイヤーが警察官となり、さまざまな事件に挑戦するという内容。声明文によると、ゲーム制作ツール「Unreal Engine 5」のレンダリングエンジンを使ってリアルな映像を構築している。デモ映像公開後は驚きの声も上がったが、一部では「詐欺ではないのか」との疑いの声もあったという。
DRAMAは「現実の映像やUnreal Engineの外部レンダリングエンジンは一切使っていない。UNRECORDは“非”本物」と説明。「UNRECORDの映像を現実と比較するのはもはやお世辞」と謙遜する姿勢を見せている。
Unreal Engine 5は2020年5月に発表され、映像のリアリティーが話題になった。当時発売を控えていたPlayStation 5を使ったデモ映像も「リアルすぎる」「ほとんど現実」といった驚きの声が寄せられていた。
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