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「TOEIC」紙の認定証廃止、デジタル化へ ブロックチェーン活用

「TOEIC」の公開テストで4月から、ブロックチェーン技術を活用した「デジタル公式認定証」の提供が始まる。当初は紙の認定証と並行して発行するが、2024年度のテストからは紙を廃止し、デジタルに一本化する。

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 英語検定試験「TOEIC」の公開テストで4月から、ブロックチェーン技術を活用した「デジタル公式認定証」の提供が始まる。受験者は企業などに、URLやPDFでスコア提出できるようになる。

 当初は紙の認定証と並行して発行するが、2024年度のテストからは紙を廃止し、デジタル認定証に一本化する。大規模な検定試験でデジタル公式認定証の発行は日本初という。

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 サイバーリンクスが提供するブロックチェーン証明書技術「CloudCerts」を採用。紙の認定証の偽造防止と同程度に改ざんを防止できるデジタル認定証を発行するとしている。

 デジタル認定証は、試験日から19日後にTOEIC申込サイトにログインすれば、専用URLから確認でき、PDFでダウンロードできる。URLからの表示は、試験日から5年間限定。

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