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Microsoft、自社ブランドハードウェアは「Surface」のみに
Microsoftが「Microsoft」ブランドのハードウェア製造を終了する。「今後はSurfaceブランドのポートフォリオに注力する」としている。同社の直近の業績発表で、ハードウェアの売上高は前年同期比で30%減だった。
米Microsoftは、Microsoftブランドのマウスやキーボードの製造を終了し、自社ブランドのハードウェアはSurfaceブランドに統合すると、米The Vergeが4月27日(現地時間)、Microsoftからの声明文に基づいて報じた。
Nikkei AsiaがMicrosoftはSurfaceの周辺機器生産を削減すると報じたことを受け、同社はThe Vergeに「今後はSurfaceブランドのポートフォリオに注力していく。マウス、キーボード、ペン、ドック、アダプティブアクセサリなど、さまざまなSurfaceブランドのPC周辺機器を引き続き提供していく。既存のMicrosoftブランドのPC周辺機器は、供給が続く限り引き続き販売する」という声明文を送った。
Microsoftの特徴的なエルゴノミクスキーボードやアークマウスがSurfaceブランドで継続されるのか、製造されなくなるのかは不明だ。同社は「Surface Ergonomicキーボード」も販売しているが、価格はMicrosoft Ergonomic Keyboardの約2倍だ。
Microsoftは1月に発表したリストラ計画で、退職金とともにハードウェアポートフォリオの変更のコストを計上すると説明した。また、25日に発表した1〜3月期決算で、ハードウェアの売上高は前年同期比で30%減少している。
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