ニュース
Windows 10は現行バージョンが最終版に 今後の機能追加はなし 2025年10月にサポート終了
米MicrosoftがWindows 10機能更新プログラムのリリースを終了すると発表した。現行の「22H2」が最終バージョンとなり、今後はセキュリティ更新プログラムのみの提供となる。サポート終了は2025年10月14日。
米Microsoftは4月27日(現地時間)、Windows 10の機能更新を終了すると発表した。現行の「22H2」が最終バージョンとななる。今後はセキュリティ更新プログラムのみ提供する。Windows 10のサポート終了は2025年10月14日。
同社は「機能更新プログラムの追加はないため、今すぐWindows 11に移行することを強く勧める」としている。企業向けで頻繁なアップデートを行わない「Windows LTSC」の新バージョン「Windows 11 LTSC」シリーズの提供は、2024年後半に始める予定。詳細は今後発表する。
関連記事
- MacやWindowsには“元ネタ”があった 「パロアルト研」が残した「Alto」を振り返る
MacやPCなど現代コンピュータの“聖地”ともいわれる「パロアルト研究所」が米Xeroxのもとを離れる。同研究所で生まれた「Alto」がどういうマシンだったのか、そして今のPCにどういう影響を与えてきたのか、Altoとその“子どもたち”について語る。 - Microsoftは1〜3月期も増収減益 ナデラCEOは会見で「AI」を連発
Microsoftの2023年第3四半期決算は、売上高が7%増、純利益は9%減で、いずれもアナリスト予測を上回った。部門別ではWindowsやPC、ゲーム機は不調だったが、Azureなどのクラウド関連がそれを補った。サティア・ナデラCEOは電話会見で「われわれは最も強力なAIインフラを持っている」と語った。 - Microsoft、自社ブランドハードウェアは「Surface」のみに
Microsoftが「Microsoft」ブランドのハードウェア製造を終了する。「今後はSurfaceブランドのポートフォリオに注力する」としている。同社の直近の業績発表で、ハードウェアの売上高は前年同期比で30%減だった。 - MicrosoftによるActivision買収を英規制当局が阻止
英規制当局CMAは、MicrosoftによるActivision Blizzardの買収を阻止すると発表した。クラウドゲーム市場の競争を阻害するという懸念から。Microsoftは異議を申し立てるとしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.