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標準ズームの次に買うと一番楽しいレンズは何? 6種類の単焦点レンズで街を撮影してみた荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/7 ページ)

標準ズームは持っていて、撮影が楽しくなってきたけど特に何か専門で撮りたいものがあるわけではない人が次に何を買うと楽しいか。やはり単焦点レンズだ。

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 いよいよ大型連休なわけで、今年は遠慮せずカメラを持って好きなところへ撮影に行こうと思ってる人が大多数に違いない。観光地は大変混雑しそうだけど、カメラを持っていれば大抵どこへ行っても撮りたくなるものはあるし、ぶらぶら散歩するだけでも楽しい。たぶん、楽しい。


ソニーα7CとシグマのIシリーズ。カメラに付いているのが17mm。そこから時計回りに24mm F3.5、90mm F2.8、65mm F2、50mm F2と全部で5本

 そして、そういった人の99%はせっかくだから新しいレンズを買ってそれを持っていこうと思ってるに違いないのである。

 とりあえず、標準ズームレンズを持っており、撮影が楽しくなってきたけど特に何か専門で撮りたいものがあるわけではない人が次に何を買うと楽しいか。

 昔からいわれていることだけど、やはり単焦点レンズだ。

 標準ズームレンズと画角がかぶっても、いやかぶった方が写りの違いがよく分かるし、やっぱ背景をぼかして主題を引き立たせると気分も上がるよね、ってこともあるし、単焦点レンズの方がコンパクトで軽いので首から提げて歩いても負担が少ない。

 で、取り出したのがシグマの「Iシリーズ」。今のところ、展開してるのはLマウントとソニーのEマウントだけなのだけど、同じデザインコンセプトで焦点距離違いが9本もそろってるので「さあ、どの焦点距離を選ぶ?」って提示しやすいことと、2023年4月に新しいレンズが2本追加された(17mm F4と50mm F2)こともあって、ちょっと旬なのである。


α7Cは小さいので太いレンズは似合わないが、このシリーズならちょうどよいのだ。装着するは出たばかりの50mm F2

 ボディはコンパクトなソニー「α7C」。たまたまわたしが使ってて、この小さなボディにIシリーズはジャストサイズなので登場願った。

 そのIシリーズから画角が異なる6本をピックアップしてどんな写真を撮れるのか、もし買うならどんな焦点距離のが自分に向いてるのか、単焦点レンズ入門的に読んでもらえればうれしい。

 広角から望遠に向かって行こう。

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