ニュース
ワークマン、社外取締役にYouTuberを選任 消費者目線での助言、情報発信の知見を期待
ワークマンは、同社の社外取締役にYouTuberの「サリーさん」こと濱屋理沙氏が6月29日付で就任すると発表した。同日に開催する株主総会で承認を経て正式に決定する。
ワークマン(群馬県伊勢崎市)は5月8日、社外取締役にYouTuberの「サリーさん」こと濱屋理沙氏が就任すると発表した。6月29日に開催する株主総会で承認を経て正式に決定する。消費者目線での商品への助言やネットでの情報発信に対しての知見を発揮することを期待するとしている。
濱屋氏は「サリーさん」名義で活動するブロガー/YouTuber。ワークマンなどが発売したキャンプ用品などのレビュー動画などを投稿しており、8日時点でのチャンネル登録者数は約4.3万人。2019年には、ワークマン初の公式アンバサダーに就任。報酬なしで同社製品の開発に協力していた。
濱屋氏の協力で、年間販売数3000着だった製品のターゲットを女性に変更したところ、40万着を超える人気製品になった事例もある。これをきっかけに女性客主体の新業態店「#ワークマン女子」の出店も決まったという。
濱屋氏には、女性消費者としての#ワークマン女子の製品や、その他の基幹製品へのアドバイス、インフルエンサーとしてのワークマンの情報発信に対する助言などを期待するとしている。
関連記事
- ワークマン、「冷暖房服」を5月からテスト販売 「水冷服」も計画中
ワークマンはパナソニック子会社のShiftallと提携し、ペルチェ素子を使った「冷暖房服」のテスト販売を行うと発表した。 - ワークマン、ECの宅配やめ店頭受け取りのみへ 今後5年で移行
ワークマンは、今後5年をめどにECの宅配をやめ店頭受け取りに一本化する考えを明らかにした。 - ワークマンのキャンプ用品、「WEB限定」なのに店舗でも売っている理由
低価格を武器にキャンプ用品に参入したワークマン。発売日には公式ショッピングサイトが一時つながりにくくなる人気ぶりだった。しかし「WEB限定」のはずの商品は店頭にも並んでいた。 - 冬のテレワーク、ワークマンの「ポンチョ」を買ったら膝掛けがいらなくなった
そしてスナフキンみたいな姿に。 - 音よ! 光よ! 気持ちよくテレワークを続けていくために試みたこと
この1年でテレワーク環境をどう変えていったのか、2人の編集者が在宅環境整備について語ります。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.