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スマートロック「Qrio」初代モデル、サービス終了へ ユーザーに利用停止呼び掛け

「Qrio Smart Lock」のサービスが10月31日に終了へ。サービス終了後も、施錠・解錠などの機能はしばらく使えるが、セキュリティが担保できなくなるため、利用をやめてほしいと呼び掛けている。

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 ソニーグループのIoTベンチャー・Qurioは5月8日、2015年に発売した初代スマートロック「Qrio Smart Lock」(Q-SL1)のサービスを、10月31日に終了すると発表した。

 サービス終了後も、施錠・解錠などサーバとの通信不要な機能はしばらく使えるが、新規ロック登録などができず、セキュリティが担保できなくなるため、利用をやめてほしいと呼び掛けている。

 2018年発売の後継モデル「Qrio Lock」(Q-SL2)は、「安心して利用いただけるようサービス提供に努める」としている。

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「Qrio Smart Lock」(Q-SL1)
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ニュースリリースより

 Q-SL1はすでに販売を終了している。専用のスマートフォンアプリは7月31日に公開停止。新規アカウント登録、新規ログイン、新規ロック登録、新規カギ発行などサーバを利用するサービスは、10月31日に停止する。

 アプリとの接続による解施錠などは急に使えなくなることはないが、アカウント認証情報の更新やカギ情報の更新など、セキュリティに関わる重要な機能の担保ができないため、使い続けないでほしいとユーザーに呼び掛けている。

 Q-SL1の利用者には、後継モデル割引き販売を案内するという。

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