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マスク氏予告のTwitterのDM暗号化、まずは認証ユーザーのみで開始
Twitterのイーロン・マスク氏が予告したDMの暗号化機能の提供が始まった。ただし利用できるのは青いチェックマークユーザーの認証済み企業ユーザーのみ。今後提供範囲を広げていく計画としている。
米Twitterは5月11日(現地時間)、オーナーのイーロン・マスク氏が9日にツイートで予告したダイレクトメッセージ(DM)の暗号化機能の提供を開始したとツイートで発表した。
開始段階で利用できるのは認証済みユーザー(Twitter Blue加入者および一部のTwitterから青バッジを剥奪されていない著名人)と認証済み企業ユーザーのみだが、「より多くのユーザーに展開できることを楽しみにしている」という。
利用できるようになると、メッセージアイコンをクリックすると「暗号化」モードを有効にするためのトグルが画面右上に表示され、これを有効にすると暗号化される。暗号化されたメッセージには吹き出しの横に+付きのハートのマークが表示される。
現段階では、DMの相手も認証済みユーザーである必要がある。また、グループメッセージはサポートしない。
また、ヘルプページによると「中間者攻撃に対する保護は提供されていない」ので、悪意のある内部関係者や強制的な法的手続き要請で暗号化された会話が侵害される可能性があるという。将来のリリースでは改善していくとはしている。
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